下着かぶれの主な原因は?痒みが出たときの対処法と予防について

更新日:2020年08月31日 472,940 PV

多くの女性が一度は悩む、「下着かぶれ」。
汗ばむような暑い季節は特に下着かぶれになりやすいと言われていて、下着かぶれはブラジャーやショーツの着用によって、かぶれた皮膚は赤く腫れたり、湿疹が出るだけでなく、痒みを伴います。
デリケートな部位に痒みを感じるため、下着かぶれによって大きなストレスを抱えている女性もいるのではないでしょうか?
今回はそんな忌々しい下着かぶれの主な原因や対処法。そして下着かぶれを予防する方法についてご紹介します。

多くの女性が悩む下着かぶれ!その原因とは…?

皮膚が直接触れたものによって起きる炎症、湿疹を「かぶれ(接触性皮膚炎)」と呼び、「下着かぶれ」は名前の通り、下着が皮膚に接触することで皮膚が炎症を起こす症状を指しています。
そんな下着かぶれを発症する主な原因は、下着の素材や金具と皮膚が触れ合う摩擦で炎症を起こしてしまったり、下着のゴムの締め付けによって起きるのがほとんどですが、汗をかきやすい夏場は蒸れによる下着かぶれであったり、女性であれば免疫力が低下し肌がデリケートになる生理中に下着かぶれが起こることもあります。

それ以外にも、下着を洗濯する際に使用する洗剤や柔軟剤が原因で下着かぶれを引き起こしてしまっている可能性も考えられます。

症状は人それぞれ?下着かぶれの主な症状とは

下着かぶれを引き起こす原因は様々なものが考えられますが、その症状も人それぞれ異なります。
下着かぶれの代表的な症状としては、かゆみを伴う湿疹であるものの、症状によっては水疱やただれなどが起こることも…。

下着かぶれの具体的な症状を例としてご紹介します。

【Aさんの場合】

私はよく下着かぶれに悩んでいるので、下着の素材が化学繊維のものではなく天然繊維のものを購入してみました。
しかし、下着かぶれの症状は治らず、赤い湿疹としつこいかゆみに悩んでいました。
皮膚科を受診してようやくわかったのですが、どうやら私はブラジャーのワイヤー部分やホック部分の金属でかぶれを起こしていたようです。

【Bさんの場合】

普段は下着でかぶれることはありません。しかし、汗をかきやすい夏場になると必ずと言っていいほど、下着のゴムによる締め付けでただれを起こしヒリヒリとした不快感があります。夏場は汗をかくので、汗と下着の締め付けで下着かぶれになっているのだと思います。

我慢できない!下着かぶれの症状が出たときの対処法と予防策

では、痒みや不快感や皮膚の湿疹など、下着かぶれの症状が出たとき、どのように対処すれば良いのでしょうか?下着かぶれの症状が出たときの対処法と、下着かぶれ発症のリスクを抑える予防策をご紹介します。

下着の素材は自分に合ったものを選ぼう

安価で手に入る一般的な下着はポリエステルという化学繊維でできています。
もしもポリエステル製の下着が原因でかぶれてしまったときは、シルク(天然繊維)や綿(植物繊維)でできた下着に変えてみると良いでしょう。
自分の皮膚に合った素材を選んで、下着かぶれを予防しましょう。


締め付けの緩い下着を選ぶ

締め付けがきつい下着は皮膚に物理的な刺激を加えることになるので、かぶれの原因となります。長期的な使用で締め付け部分がミミズ腫れになってしまう人もいます。
下着の締め付け部分に違和感がある人は、ピタっとしたタイトなデザインの下着を避けたり、締め付けが緩く自分に適したサイズの下着を選ぶようにしましょう。

ノンワイヤーブラジャー

バストの形状に合っていないワイヤー入りブラジャーを使用していると、ワイヤーが食い込み、蒸れやすくなるため下着かぶれに繋がることがあります。
ノンワイヤーブラジャーなら、バストの形状を保護しつつ、ワイヤーの刺激、食い込みによる蒸れを予防できます。

刺激の少ない洗剤・柔軟剤を使う

下着かぶれは下着に付着した洗剤の残りが原因になることも。
デリケートな部分と触れ合う下着ですから使用する洗剤や柔軟剤は、界面活性剤など刺激の強いものを避け、石鹸洗剤をおすすめします。

こまめに汗をふき、清潔を保つ

汗をかいたら汗ふきシートなどでこまめにふいて、デリケートゾーンの清潔を保ちましょう。
特に生理中は皮膚が敏感になります。汗や汚れを放置しておくと下着の中で雑菌が繁殖しやすくなるので、生理中は下着を付け替えたり、同じナプキンを長時間使用しないようにしましょう。


長引く場合は薬や皮膚科への受診を検討する

着かぶれが長引く場合は、皮膚科への受診をおすすめします。
市販薬などで対策もできますが、医者の正しい診断の元、自分の症状に合った薬を処方してもらうことで、忌々しい下着かぶれを早めに改善することができますよ。

まとめ

繰り返し発症しやすいと言われている下着かぶれは、体質や肌質によって発症しやすい人がいるものの、生活の中で「ちょっとした工夫」をこらすことで、改善したり、予防することができます。
下着かぶれの湿疹やかぶれに悩まされている方は、今回ご紹介したことを参考にしてみてくださいね。

 

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この記事を編集した人

Mayumi

旦那と小学生の子供2人(小5と小3)と暮らす共働き主婦です。 主婦の目線から皆様の役に立てるような記事を書いていきます。 たまに主婦目線関係なく全く別の話題を書くこともあります。

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