汗かきさん必見!ワキ汗対策インナーの選び方

更新日:2023年08月23日 3,460 PV

暖かくなってくると気になってくるのは汗。暑い日はもちろんのこと、満員電車、自転車通勤、外回りや暖房の効きすぎなどで外出中に汗をかく時、最も気になるのはわきの下ではありませんか?

人目につきやすいわりに自分ではどうしても気づきにくいところですよね。しかも汗をかいたままだと、ベタベタして気持ち悪いだけでなく、身体が冷えたり、汗臭くなったり、あせもやアトピー性皮膚炎がひどくなったり、マイナートラブルが増えます。でも、汗も大事な身体の機能の一つ。暑くなる前に下着で汗対策をしちゃいましょう。

汗は敵か味方か

汗は運動したり、体温が高くなると出る生理現象ですが、出てくるとベタベタして気持ち悪かったり、汗が出たまま放置するとあせもになったり、アトピーがひどくなったり、身体が冷えて風邪をひいたりとあまりよい印象がありません。

なぜ汗が出るのか、皆さん知っていますか?なんとなく体温調節のためなのは知っているけれど、私たちに身近な犬や猫が汗をかいているのを見たことありません。なぜ汗が必要なのでしょうか。

汗の役割

意外や意外、動物の中でも汗をかくのは人間と馬くらいと少ないのです。人間に進化する過程の中で体毛が退化して、体温上昇を防ぐために汗という機能が発達しました。これは森から草原に出て長時間狩りをする必要があったからなのです。体温が上がりすぎると体が動きません。

だからこそ、全身に毛がある獲物より、長く走れる必要がありました。しかも、この汗の臭いで広い草原の中、他の仲間の存在を確かめることもできたそうです。特にワキ汗の臭いはフェロモンの役割もあったとか。臭いにも種の保存という理由があったのです。

基本的には体温上昇を防ぐために汗が出るのですが、これに加えて緊張やストレスで生じる汗や酸っぱいものや辛い物を食べた時に反射的に出る汗もあります。

汗はやはり敵?

そうは言っても今は現代。衣服も着ますし、臭いも気になります。しかも、汗をそのままにしておくと身体が冷えすぎるし、あせもがびっしりでかゆくなるし、肌が荒れアトピー性皮膚炎が悪化することもあります。

その一方で、日常的に汗をかくことで新陳代謝がよくなり、ストレスも発散できることも事実。しかも体毛がほとんどない肌の乾燥や雑菌を防ぐ役割もあるのです。マイナートラブルはあるものの、体を健康に若々しく保つにはなくてはならない存在なのです。

わき汗にオススメの素材はコレ

汗は私たちに必要なものだからこそ、不快なことを下着で減らしていく方法をご紹介したいと思います。

汗と臭いを抑えるなら

やはりインナーで対策することが一番の対策です。汗だけが気になる場合は、発汗性の高いナイロンやキュプラなどをメインに使用した素材がよいのですが、臭いも気になる場合は、吸水性のよい天然素材を合わせたものを選ぶのがオススメです。

肌触りと汗、臭いを吸収する綿や麻もよいのですが、おおよそ5時間以上汗が出たままになるのであれば雑菌が繁殖して臭いがきつくなってくるので、速乾性の高いレーヨン、ポリエステルなどのような化学繊維も入っている生地がベストです。

ポリエステルだけの素材は速乾性抜群でスポーツには向きますが、臭いの悩みは解決されないので用途に合わせて使いこなすとよいでしょう。

汗取り専用インナー

メーカー各社から出ている、汗取りパット付きインナーも優秀です。パット付きタンクトップから冬に使える長袖インナーまでいろいろあります。中にはブラジャーの上に着るシークレットインナーや、防臭効果がある備長炭入りなんていうのもありますね。
これらはかなり汗取りに特化した製品なので、汗のベタベタや汗ジミにお悩みの方は一度試してみる価値はあると思います。

汗ジミを目立たせないアウターの色は?

色で汗ジミを見えにくくするというのも手です。濡れても目立ちにくいのは、白や黒が一般的です。ストライプや白地に花柄などの柄物、下着に使われるライトベージュもわかりづらいです。逆にグレーやブルーなどの濃い色やパステルカラーは目立ちやすいので、コーディネートで工夫してみてください。

制汗剤は使った方がいいの?

制汗剤で汗を止めるという方法がありますが、どうしてもという場合には一時的に止めることで不快感は減るでしょう。ただ、肌に直接つける場合は長時間経つと肌荒れ、黒ずみの原因になります。また、汗を実質止めるのでかえって老廃物が蓄積し臭いが強くなることもあります。肌でなくても、洋服に防水スプレーで予防するという方法もあるので汗取りインナーとの合わせ技も検討してみてくださいね。

汗をかいた後にすべきこと4つ

これくらいの汗ならいいか、とそのままにしたりしていませんか。肌を潤す機能はあるものの、乾くと肌のうるおいまでなくなり、そこに残った塩分や雑菌が入ると肌がかゆくなる、肌が荒れるなど、トラブルを起こす原因に。ワキ汗に限らず、とにかく汗はそのままにしない、ということを覚えておいてください。

1.ふき取る

一番いいのは、水かお湯で洗い流すことですが、学校や職場などで無理な場合はとりあえずタオルやハンカチですぐふき取りましょう。その場合、できれば少し湿らすと肌が乾燥することを防ぎます。また、ゴシゴシとふき取らず優しく押しながらふき取るのがポイント。

2.洗い流す

汗をかいたら水かお湯で洗い流すのがイチバン。その後下着は新しいものに着替えるのがベストです。赤ちゃんや幼児は肌が弱いのでふき取るよりも肌にダメージが少なくてオススメです。

3.水分、油分を肌に補う

洗い流した後に忘れがちなのが、水分、油分の補給。これをするだけで肌のうるおいが違います。肌は乾燥させないことが大事です。

4.ウェットティッシュも使おう

場所によってはウェットティッシュも効果的です。しかし、アルコール分は肌に刺激が多いので、できればアルコールフリーのものがオススメ。

まとめ

通勤時、満員電車を降りた時、オフィスに入ってジャケットを脱いだ時、外回りの時、商談時にジャケットを脱いだ時など、汗が出たままの背中やわきの下がすごく気になったことはないでしょうか。汗は一見あなたを悩ます敵のように見えますが、実は身体にはなくてはならない機能です。

汗をかくことでストレス発散やデトックス効果もあるので老化防止にもなるのです。汗は予防と対応が肝!

汗をどんどんかく暑い季節になる前に、しっかりインナー対策をして、できるだけ不快感を少なくして過ごしましょう。

 

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Mayumi

旦那と小学生の子供2人(小5と小3)と暮らす共働き主婦です。 主婦の目線から皆様の役に立てるような記事を書いていきます。 たまに主婦目線関係なく全く別の話題を書くこともあります。

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