母娘でドキドキ…はじめての生理―準備しておきたい7つのこと―

更新日:2023年11月06日 33,412 PV

今まで女の子だった娘もようやく小学校高学年。しっかりしてきたなと感じると同時に本人は急に背が伸びたり、生意気なことを言ったり、体格もふくよかになってきて、親もドキツとするほど外からも中からも変化してきます。

思春期に、娘が初潮を迎えると、時には生理痛に悩まされたり、ホルモンバランスのせいでイライラしたりすることもあるかもしれません。ブルーデイと言われるように大人の私たちでさえ、決して楽しいとは言えない生理期間。「こんなもの、なくなればいいのに」「どうして女子だけ?」というネガティブな考えを抱かないよう、母娘でなぜ生理があるのか、どんなものを事前に準備すればいいのか、辛い時はどうすれば乗り切れるかを考え、突然やってくる生理に備えましょう。

はじめての生理はいつ頃から?

はじめての生理のことを詳しく覚えているママはいるでしょうか。初潮をむかえるのは日本人の女の子の場合、おおよそ10~13歳の間が多いようです。だいたい中学生前後ですね。ただ、ホルモンや身体の機能がそろうのは個人差が大きいので一概にはいえません。

からだの変化

初潮が始まる1年くらい前から身体の変化があるようです。

  • バストがふくらむ→ファーストブラの第一歩ですね。
  • 身長が突然ぐんぐん伸びてくる→あるとき、急にいろんな服が小さくなるくらい伸びます。
  • ヒップも丸く大きくなる→気がつくとお尻がキュッと丸く女性らしい体形になってきます。
  • 体毛が濃くなる→早い子では丸みだけでなくこのような変化も伴いマイナートラブルを抱えることになります。

生理の前の兆候

上記のからだの変化といっしょに、下着に少しずつ「おりもの」が付き始めます。そしてPMSのような、イライラや理由がわからない頭痛、腹痛、倦怠感などが出てくることがあります。時として、ヒステリックになることも。

心の変化

思春期特融のホルモンバランスのせいで情緒不安定になります。また、いままでにないからだと心の変化に本人自身がついていけずに戸惑い、家族に八つ当たりしたり引きこもったりするかもしれません。

これで快適!準備しておきたいモノ4つ

いままであげた変化が見られるようなら、もうすぐ初潮が始まるサインです。いつどこで迎えるか誰もわかりません。家ならいいのですが、学校などで始まったときに、あわててしまってパニックにならないように、母娘で準備をしておきましょう。

生理用ショーツ

とりあえずは昼用サニタリーショーツを用意しておきましょう。なぜなら最初から多量の経血はないからです。ショーツは普段のショーツサイズで大丈夫です。今はボクサータイプのサニタリーショーツもありいろんなタイプがあります。通気性がよくお気に入りものを3,4枚あると安心です。

生理用ナプキン

ナプキンも最初は昼用のもの、初潮が始まり周期が安定してから夜用を買い足しても十分です。一般的な紙ナプキン、最近自然派な人に流行りの布ナプキンなど様々な種類のものがあります。母娘でこの機会にいろいろ比較しても楽しそうです。

ポーチ

ナプキンが4,5枚入るようなポーチがあると便利です。ポーチである必要はありません。もし学校でポーチを持っていくと他の人に生理って知らせているみたいで恥ずかしい、という場合は、ポケットやチャックがついたハンカチなるものもあります。そういうものを使うとよいでしょう。

スケジュール表

まだ周期も安定していないので、月経の記録はつけておくと次の生理や体調の変化を予測しやすくなって便利です。スケジュール帳にシールなどを使ってもいいですし、今は、月経周期を予測・管理するアプリなども出ているので、好みに合わせて楽しく管理していきたいですね。

これで安心!準備しておきたいキモチ3つ

さて、モノはそろいました。あとは、気持ちです。思春期にさしかかることもあり心細くなったりイライラしたり、嬉しくなったり不安になったりととても心の中は忙しくなります。

ここでママの出番!ブラと違って、ネガティブになりがちな生理のこと。自分の体験などを交えてサポートしていきましょう。

なぜ生理があるのか

小学校高学年や中学校で性教育の授業があります。そのことについて話し合うのもいいでしょう。また、なぜ生理があるのか、この周期を把握することで大人になったときに受けるメリットなどを話し合いましょう。女性全員が遅かれ早かれ経験することなので、友達と比べるのは必要ないことなど教えてあげるとよいですね。

生理用品の使い方

生理用品は購入した後、いざというときのために使い方を実際にサニタリーショーツやナプキンを使ってママから伝えてあげると不安解消になります。練習しておくと突然くる生理にも冷静に対応できると思います。

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生理期間を快適に過ごすためのコツ

そうはいっても、実際はお腹が痛かったり、不快な気分が続いたり、あまり楽しいとは言えないこの期間。しかし、同時に無事に大人への階段を登っている証拠でもあります。日本では古くから赤飯を炊いてお祝いする習慣がありますね。海外でもドレスやプレゼントをあげたり、豪華なディナーなどに連れて行ったりすることもあるようです。

お子さんが、憂鬱な気分や恥ずかしい気分にならないよう、家族で盛大にお祝いしたり、男の家族には知られたくない場合は、ささやかに母娘だけでお祝いしたりできるといいですね。そうすると、毎月のブルーデイも「お母さん~、今日はとてもお腹痛いんだよ。いやんなるー。」と気軽に親に相談できることでストレスが軽減できると思います。

まとめ

思春期の女の子の「からだ」と「こころ」は、男の子と同様に、とても急激に変化します。本人だけでなく家族もびっくりするくらいあっという間で、驚きや困惑が多いものです。そんな不安を感じる時だからこそ、変化の兆しが現れたら大人の女性であるママから自分の体験を交えながら、上手に生理期間を乗り切る方法を話し合えるといいですね。

子供は、戸惑いと恥ずかしさから自分から悩みを言い出しにくいかもしれません。お腹が痛かったり、経血があったりと初めてのことが続きます。しかしこの時期を暖かくサポートすることで家族の絆が深まります。母娘で悩みや秘密を共有し、お子さんがなんでもすぐに相談できる関係性を築くことは子供の心の安定にも不可欠なことです。

初潮を迎える前から、大人の女性になるための大事な準備であることを伝え、生理が来たことを心から一緒に喜んであげられると素敵ですね。




 

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Mayumi

旦那と小学生の子供2人(小5と小3)と暮らす共働き主婦です。 主婦の目線から皆様の役に立てるような記事を書いていきます。 たまに主婦目線関係なく全く別の話題を書くこともあります。

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