秋・冬の乾燥対策は?もう乾かない生活習慣としっとりさ保つ快適下着をチェック

更新日:2023年12月11日 2,785 PV

毎年、冬が近づと手足の肌荒れや背中の痒みなど皮膚の悩みが急増します。乾燥しがちな寒い季節には、お肌の潤いが失われるだけでなく、不快な症状を伴う深刻な皮膚トラブルに陥ることも。

「冬の乾燥は仕方がない」とあきらめないで。今回は、生活習慣、ケアグッズ、下着の3つのポイントから、つらい乾燥を防ぐ方法をご提案。あかぎれ、しもやけ、ひび割れなどの乾燥肌を回避して、みずみずしい素肌で冬を乗り切りましょう。

どうして肌が乾燥するの?寒さと皮膚の切っても切れない関係とは

秋・冬に肌の乾燥を感じている人は実に60%以上に上るといわれています。とくに日々の家事率が高い30代・40代の女性は、手や指が乾燥してあかぎれやしもやけになってしまったり、足の踵がガザガザに荒れてひび割れてしまったりと、肌トラブルもかなり深刻。深くぱっくり割れた指先、乾燥しすぎて痒みがある身体など、思い当たる症状が多いのではありませんか?

では、なぜ寒い季節は肌が乾燥してしまうのでしょう。

かじかむと血液の流れが滞り、「皮膚が腫れ上がる」、「炎症を起こす」などのトラブルを引き起こします。また、肌が寒い風にさらされ続けると、皮膚のバリア機能が低下して水分を保てなくなるようです。結果、肌がカサカサに乾き、あかぎれなどの症状が現れます。

知らずにやっていたかも!冬に皮膚トラブルを起こしやすい人の習慣

乾燥に苦しむ人がいる一方で、冬でも変わりなくお肌ツヤツヤの人がいるのも事実です。年齢や生まれつきの肌質など、いかんともしがたい点もありますが、日々の生活習慣で肌のタイプが決定されることも少なくないのです。

例えば、肌が乾燥しやすい人は下記のようなNG習慣を続けている人が多いようです。

  • 冬場の洗い物の時、ゴム手袋をせずにお湯や洗剤を使う
  • 手足が冷たくなりやすいのに素足・素手が好き
  • 熱いお風呂が好きで長湯
  • 睡眠や生活習慣が乱れがち

お湯は殺菌作用や洗浄効果がある一方で、お肌の脂分まで取り去ってしまう恐れが。また、油汚れに強い洗剤などは、食器の油だけでなく皮脂まできれいさっぱり洗い流してしまうので気を付けましょう。また、熱いお風呂は血行を促進してくれますが、長湯をし過ぎるとやはり皮脂が失われます。

手足がすぐに冷たくなる人は、冬場はさらに末端の血行が悪化しやすく、しもやけなどのトラブルに発展しやすいので要注意です。生活習慣も大きなポイント。肌荒れだけでなくすべての不調に共通して言えることですが、睡眠や食事といった人間の基本的な生活が乱れると肌にも大きなダメージが現れます。

身体の内側と外側から防乾対策。乾燥知らずの美肌を目指そう

辛い乾燥を防ぐには、身体の内側と外側の両面からのケアが大切です。日々の生活習慣や皮膚のケア、下着や衣類の選択方法の3方向から、防寒ならぬ防乾対策を行いましょう。

【しっとり定番品】
空気が乾燥すると、風邪やインフルエンザウイルスの生存率が高くなります。加湿器は皮膚を乾燥から守るだけでなく、ウイルスからも守ってくれる心強い味方。もはや秋冬の定番品ですね。室内で適切な湿度は40~60%。同じ室温でも湿度が高ければ体感温度も高くなり、暖房代の節約にも。超音波式、スチーム式、ハイブリッド式、気化式と、様々な種類の加湿器が販売されています。自分に合った加湿器を見つけてみてくださいね。

【しっとり習慣】
十分な睡眠をとり、栄養バランスに優れた食事をとることに加え、入浴の方法にもご注目。乾いたお肌にタオルをゴシゴシこすりつけるのはアウト。たっぷりの泡でなるべく肌を刺激しないように身体を洗いましょう。また、寒い季節にゆっくり湯船に浸かりたい気持ちはわかりますが、熱いお湯に長時間つかるのはNG。皮脂を守るためにも、そこそこで切り上げてくださいね。

【しっとり促進グッズ】
お風呂や炊事後のほか、「乾いたな」と感じた時は、すかさず保湿クリームで潤いを補って。足や手にクリームを塗った後は、手袋やソックスなどでお肌をラップして保湿しましょう。また、乾燥しがちなお肌に適度な水分を与えてくれる加湿器もおすすめです。小さな部屋では、濡れタオルを干しておくだけで部屋の乾燥が和らぐことも。

【しっとり下着】
手足の荒れがひどい時は保湿効果のあるソックスや手袋が効果的ですが、背中や腹部などが乾燥している時は、肌の刺激を最小限に抑える綿100%やシルク素材の天然素材の下着がおすすめです。肌が弱い人の場合、化学繊維の下着だと摩擦の刺激で肌の状態が悪化することもあります。乾燥して敏感になっている冬だからこそ、素材にこだわった下着選びをしたいですね。

まとめ

乾いた風が頬をかすめ、手足の冷えが気になり始めたら、そろそろ乾燥対策の始め時です。お肌がボロボロになってしまってから慌てるのはもう卒業。気候の良い秋のうちから肌の乾きを予防する習慣を導入すれば、今年の冬は乾燥痛や痒みと無縁で過ごせるかも知れません。潤いたっぷりのしっとり素肌は美肌の条件。冬の乾きで一気に老けこまないために、気軽に始められる乾燥対策を取り入れましょう。




 

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この記事を編集した人

Mayumi

旦那と小学生の子供2人(小5と小3)と暮らす共働き主婦です。 主婦の目線から皆様の役に立てるような記事を書いていきます。 たまに主婦目線関係なく全く別の話題を書くこともあります。

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