子供の将来にも影響大!紫外線の季節は大人と一緒にUV対策を

更新日:2024年04月15日 3,871 PV

幅広の帽子にサングラス、日焼け止めのアームカバーなど、紫外線の季節になると完全防備のUV対策ママがあちらこちらに出現します。でも、そのママの横を駆け抜ける子供は帽子ナシ・日焼け止めナシで真っ黒こげ。

「子供はそうでなくちゃ!」と目を細めている場合ではありません。子供時代の日焼けが将来の健康に及ぼす影響は計り知れないのです!

今回は、子供を存分に太陽の下で遊ばせながら、無理なくUV対策ができるおすすめの方法をご紹介。家族みんなでUV対策を行って、紫外線がさんさんと降り注ぐアウトドアシーズンを乗り切りましょう。

悪性腫瘍や白内障も!紫外線がもたらす怖い影響

肌を焦がすだけでなく、シミやシワ、乾燥の原因となる紫外線。気象庁のUVインデックスデータによれば、4月頃から徐々に強さを増す紫外線は真夏にピークを迎え、9月末まで要注意時期が続きます。一日の中では10‐14時が最も紫外線が活発な時間帯。うだるような暑さの真夏のお昼はやはり紫外線が最強なのです。

地上に降り注ぐ紫外線のうち95%はUVA波、残りの5%がUVB波といわれています。シワや弛みなど老化肌の要因となるUVA波は窓ガラスも通過します。真夏でも手袋やアームカバーを嵌めて車を運転する女性は、このUVA波対策をしているのですね。

「じゃあ、たった5%しか降り注がないUVB波はたいしたことないの?」と思いきや、とんでもない!このUVB波こそがDNAに傷をつけ、後の健康に影を落とす曲者なのです!

環境庁がまとめた『紫外線による健康への被害』によれば、過剰なUVB波を慢性的受け続けると、悪性腫瘍や皮膚がんを誘発することがあるそう。白内障や翼状片といった目の病気とも関連が深いと考えられています。

子供時代の日焼けが健康を左右する!? 幼児・小学生こそ紫外線対策を

インターワイヤード株式会社が男女7,121人を対象に行った紫外線対策調査によれば、実に女性の90%以上が紫外線対策を行っていることが判明。日焼け止めクリームやUVカット化粧品を使ったり、帽子、日傘、長袖シャツ、サングラスなどの衣服や小物を身に着けたり、さまざまな方法で紫外線対策を行っているようです。

では、子供の日焼け対策はどうでしょう?0~3歳までは50%以上がケアをしているものの、幼稚園児以降では日焼け対策を行う割合が激減。

出かけるときは日焼け対策をしていても、帰宅する頃にはもうボロボロ。「どうせ同じだから、子供の対策は適当でいいわ」と匙を投げてしまいがちです。でも、一般的には人生で最も多く紫外線を浴びるのは子供時代。いま、子供の紫外線ケアを怠ると、後の子供の健康に悪影響を及ぼしかねません!

一方で、紫外線はビタミンDの合成など、健康維持に不可欠な栄養素を作り出す重要な働きもしているので、皮膚がんが怖いからと全くお天道様に当たらなければ、逆に不健康になってしまいます。子供の紫外線対策は太陽のパワーを適度に取り入れつつ、過剰なUVをカットするのがコツ。ここはもう一度気を引き締めて、健康の観点から子供のケアを見直しましょう。

暑がり&汗っかき!子供の紫外線ブロック対策

日焼け対策といえば、第一に思い浮かぶのが日焼け止めクリーム。SPAやPAなどの紫外線のブロック効果を示す数値や使用量も明示され、用法を守って使用すればかなりのUVカットが期待できます。でも、太陽のもとを駆け巡る子供は、汗で日焼け止めがすぐに流れ落ちてしまうのも事実。塗り直すのも一苦労で心が折れそうになりますが、帽子や服などのUV対策を併用して紫外線の直撃を回避しましょう。

日本臨床皮膚科医会によれば、帽子のつばが7センチ以上あれば60%の紫外線抑制効果があるそう。また、七分丈や長袖の服などで皮膚を覆うとUVカット効果が上がります。最近良く見かける、子供用のUVパーカーは、簡単にさっと羽織れ、風通しも良いので、紫外線対策として1枚あると便利です。

「暑いからイヤ!」と嫌がったら?そんな場合は、網目がしっかりと詰まった綿かポリエステル素材の衣服がおすすめ。中でも、下着なら子供がすぐに脱ぎ捨ててしまうこともなく、無理せず簡単に紫外線対策が可能です。UVカット加工が施されている下着もございますが長袖の場合が多いので、半袖やランニングの下着を選ぶ時には、なるべく網目がしっかりしている厚めの生地を選ぶと紫外線遮断率がわずかですが高くなります。活動的なお子様をお持ちの方は、汗を吸収し、紫外線も防止できる下着で暑い夏を快適に過ごせると良いですね。

まとめ

過剰な太陽光線が健康に影響を与えることは知っていても、「暴れまわる子供にUV対策はムリ!」と考えていたあなた。大人並みの細かいケアは難しくても、毎日のインナーに少し気を使うだけで、紫外線のダメージを減らすことはできます!この春・夏はママだけでなく、パパも子供も家族そろって、インナーからしっかりUV対策をしましょうね。

 

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Mayumi

旦那と小学生の子供2人(小5と小3)と暮らす共働き主婦です。 主婦の目線から皆様の役に立てるような記事を書いていきます。 たまに主婦目線関係なく全く別の話題を書くこともあります。

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