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シルクの特徴・製造方法・他材質の違いについて解説
2018.12.21

皆さんは普段の生活で「シルク」という言葉を耳にすると、どんなイメージを持たれますか?「光沢がある」「さらさらしている」「高級感がある」といったことを考える方が多いのではないでしょうか。とはいえ、シルク本来の特徴や製造方法、他の材質との違いについて知っている方はほとんどいません。

そこでこの記事では、シルク製品を選ぶことで快適なベッド環境をつくり睡眠の質をあげたり肌を保湿して1ランク上のツルツル肌を手に入れたりできるなど、シルクがもつ本当の魅力や他の素材との違いについて説明します。これからシルク製品を手にしようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

シルクは蛾の幼虫である蚕(カイコ)の繭から作った繊維

シルクは蛾の幼虫である蚕(カイコ)の繭から作られた繊維です。蚕は、繭を作って幼虫から成虫になるまでその中で成長します。この繭があることで、蚕は外からやってくる敵や雨や風、雪などの自然現象から身を守ることができます。要するに外からの攻撃から身を守るための殻の役割を果たすのです。さらに殻の役割をしている繭の中は、多湿や乾燥しないよう適切な湿度を保つことができます。そのため太陽が発する紫外線の影響を受けにくいです。このような役目を果たす蚕の繭を使って誕生したのがシルクになります。

シルクを使った製品の特徴

シルクを使った製品には、一体どんな特徴があるのでしょうか。ここでは、シルク製品を使うことでどんな魅力があるのかをご紹介します。

皮膚と同じタンパク質で肌との相性がいい

シルクは人間の皮膚と同じタンパク質(18種類のアミノ酸)からできています。そのため、第二の肌と言われています。シルクの製品は、高級感のある美しい光沢と軽くてツルツルとした肌触りです。人間の肌に近い存在で、相性が抜群です。

静電気を起こさず冬場のストレスがない

シルクを使った製品は、天然繊維です。そのため、化学繊維とは違い静電気が起りにくくなっています。冬場に突然ビリッとくる静電気に、びっくりした経験はありませんか?また、静電気が起こりにくいと、日常生活で触れるチリやホコリがくっつきにくくなります。その結果、パジャマや布団などをシルク製品にすると、ベッドの環境が良くなり清潔で快適な睡眠をとることが可能です。

吸湿性・保湿性・放湿性に優れていて肌の質を高める

シルク製品は、吸湿性・保湿性・放湿性の3つの性質があります。インナーや下着などにおいて、生地の中でここまで優れた性質をもつものはほとんどありません。そのため夏場の汗をかきやすい時期では、汗をしっかり吸水して肌のうるおいに合わせて保湿・放湿してくれます。また冬場の乾燥しやすい時期は、保湿を助けて快適な肌の湿度を保つことができます。シルク製品は、一年を通して着心地がよくて快適な環境をサポートする天然素材です。

またシルクは湿気を吸収・放出してくれるので、素肌にやさしく皮膚が弱い方でも使うことができます。さらに、肌の清潔に保って細菌が増えることを防止できる効果があるので、皮膚における細胞の働きを活発にします。そのため、素肌のうるおいを保ち、若さのある肌に近づけることができます。またアトピーや床ずれなど、皮膚における病気を防止したり治す手助けになったりして、きれいな肌を目指すことができます。

紫外線を吸収して肌を守る

シルクの製品は、太陽光からくる紫外線を吸収することが可能です。というのも、紫外線は蚕の成長を妨げる原因とされています。そのため、繭は紫外線を吸収する働きをして、外部から攻撃を防ぐことが可能です。蚕の繭がもっている普段の機能をそのままに、人の肌も守ることができます。

シルク糸にはたくさんの種類がある

シルクの糸には、「生糸」「玉糸」「真綿」「絹紡糸」などの種類があります。それぞれ詳しく説明します。

生糸(きいと)とは操糸をして何本かをより合わせた糸

生糸とは、操糸をして何本かをより合わせることで1本の糸にします。操糸とは、繭を熱湯もしくは弱アルカリの液で処理して、接着を緩めて糸を引き出し、それらを合わせて1本の糸にします。

玉糸(たまいと)とは玉繭からできた糸

玉糸とは、玉繭からできた糸です。玉繭とは2頭以上で作った繭のことです。一般的な蚕は、1頭で1個の繭を作ります。しかし、2頭以上で1個の繭を作ることがあり、その繭からできた糸を玉糸といいます。玉糸は糸がもつれたまま出てくるので、節の多い生糸となるので、生糸と区別するために付けられた名前です。

真綿(まわた)と紬糸(つむぎいと)

真綿とは、玉繭や蚕蛾・害虫などで穴をあけられた繭、病蚕で汚れてしまった繭など、生糸にすることができない繭をアルカリ性の液で処理して、綿状にしてから平に引き伸ばしたものです。真綿は、そのまま防寒衣料の中綿や布団綿などに使われます。この綿から糸を引き出し、指でより合わせてつむいだものを紬糸(つむぎいと)といいます。この糸は膨張性があり暖かさと丈夫さを兼ね備えています。

絹紡糸(けんぼうし)とは短繊維にした糸

絹紡糸は、繰糸できない繭や繰糸工程で出てきた屑糸をアルカリ性の液で処理して綿状にします。そこから適当な長さに切断して短繊維にした糸です。単独で使ったり生糸や玉糸と混ぜて使ったりして、和服や風呂敷に使用されていました。最近は他の繊維と混ぜることで洋服などにも使われています。

シルク製日の製造方法

シルクは、蚕の繭から糸をつむいでできる天然の素材です。とはいえ、どんな作業工程を経て作られるかを知っている方は少ないのではないでしょうか。ここでは、シルク製品がどんな作業工程を経て作るられているのかを説明します。最初に工程をざっくり説明すると「養蚕」「蚕の餌を作る」「蚕を成長させる」「製糸(繭を生糸にする)」「乾燥と貯繭」「選繭」「煮繭」「操糸」「揚返し」「製品化」といった流れになります。それでは1つずつ説明します。

「養蚕(ようさん)」

養蚕とは、桑を栽培し蚕を育てる段階です。良い糸がとれる繭をつくるには、温度・湿度・換気など、細かいところにまで気を使う必要があります。蚕は桑が大好物なので、桑を栽培して栄養のあるエサを与えて、大切に育てなければなりません。元気な蚕を育てることは、立派な糸を作るために必要な工程です。養蚕は、シルクを作る第一歩目となります。

「桑を栽培して餌を作る」

蚕を立派に成長させるために、桑を栽培する必要があります。実は、蚕のエサにできる桑の木には1,000種を超えるたくさんの種類があり、北半球にある温暖な地域のものや湿気が多い地域にも存在しています。桑の葉は、蚕の成長に必要な栄養素がとても多く含まれています。しかし、与える餌となる桑の種類によって、繭の品質が違って来ることも事実です。日本の場合、気候が桑の栽培に最適で、数々の種類を生み出しています。

「蚕を成長させる」

蚕の成長過程は、卵から生れて蚕になり、蛹(さなぎ)へと形を変えて成虫になります。蚕の卵を製造している業者は、まずメスとオスを交尾させて、メスの成虫だけをとりのぞきます。その後、ノリをひいた紙の上で産卵させます。孵化した蚕は、体長3mmに満たないほど小さな幼虫です。約25日間の時間をかけて4回の脱皮を繰り返した時には、約1万倍の重さに成長しています。桑の葉を食べなくなってきて身体が透き通ってきた蚕は、繭をつくる「回転蔟(まぶし)」という安全なところに場所を移し、糸を吐いて繭をつくります。

「製糸(せいし)」

製糸では、繭から生糸をつくります。まず、繭を特定の場所で乾燥させて糸を引き出します。複数の繭から、ほぐした糸をあわせてることで生糸が誕生します。ここからがシルクの糸を作るために行うメインの工程です。

「乾燥・貯繭(ちょけん)」

乾燥・貯繭では、蚕を乾燥させて適切な環境で貯蔵します。まず製糸工場にて、農家から運ばれた繭を蒸気の熱を使って乾燥させます。こうすることで、蛹の成長やカビの発生を防ぐことが可能です。蚕は繭になってから約12日ほどで羽化が始まるので、搬入後は急いで乾燥しなくてはいけません。また乾燥が終わった繭は、性質を安定させるために1か月以上もの間、温度や湿度が適切に管理されている繭倉庫に貯蔵されます。

「選繭(せんけん)」

選繭では、職人が繭の状態を判断します。シルクの品質は、繭の品種や状態によって決まります。もし虫食いがある繭や汚れてしまった繭などの製糸に向かないものは、取り除く必要があります。職人はベルトコンベアを使って繭を蛍光灯で下から照らし、繭の形状や内部の異常を判断しながら選んでいます。

「煮繭(しゃけん)」

煮繭では、アルカリ性の液を使って繭をほぐします。蚕は、たくさんの糸が絡み合って繭をつくります。そのため、それをほぐす必要があるのです。繭の糸を接着しているのは、セリシンという物質です。セリシンは、水に溶けやすい性質をもっているため、煮ることで接着を緩めて繭をほぐしやすくします。慎重に温度管理をしながら繭を煮ていきます。

「繰糸(そうし)」

操糸では、それぞれの糸をまとめていきます。いくつかの繭の糸口をまとめていき、目的の太さや長さを確かめながら1本の糸にしていきます。糸になった繭は、乾燥すると再びセリシンが発生するので接着して強い絹糸にすることが可能です。

「揚返し(あげかえし)」

揚返しとは、糸を本来のサイズに戻します。繰糸で生れた生糸は、実は130%ほど無理矢理引き伸ばされて乾燥しています。そのままの状態にしておくと、弾力性に弱く切れやすい糸になってしまう可能性が高いです。そこで生糸の強度や光沢、柔軟性、風合いを本来の状態に戻すために行うのが「揚返し」です。まず、糸を軽く湿らせることでセリシンの接着力を弱め、ほぐれやすくしてから優しく大枠に巻き取ります。その後、水分量を安定させるために温度や湿度が調整された湿気室で一晩寝かせることで安定した状態に整えることが可能です。

「製品化」

ここまでの工程をクリアした生糸は、製糸工場から出荷されてシルク製品への加工が始まります。シルク製品で最も多い加工方法は、「織物」や「編物」です。加工する方法によって風合いや光沢が全く変わってきます。

シルクは、昔から高級品として扱われてきました。しかしこれらの工程が必要なことがわかると、シルクの価値が実感できますよね。

シルクと〇〇の違い

シルクは生地の1種ですが、他の生地とはどんな違いがあるのかを説明するのはむずかしいですよね。ここでは、シルク生地と同じく衣類に使われるものを例にご紹介します。

シルクとサテンの違いとは

サテンとは、「絹」「ナイロン」「レーヨン」「ポリウレタン」「ポリエステル」などの糸を用いた織物や生地のことです。日本語では「本繻子織り(ほんしゅすおり)」と呼ばれています。サテン生地の特徴としては、光沢があり衣類裏の生地や、スカジャン、チャイナドレスなどに使われることが多いです。そのためシルクとサテンは一緒のものだと考えられることがあります。しかしシルクは素材でサテンは生地の織り方のため、同じ扱いではありません。

例えば、シルクを用いるサテンは「シルクサテン」、化学繊維を用いたサテンは「化繊サテン」綿を用いるサテンは「コットンサテン」などと区別します。つまり、サテンは朱子織物の総称であり、朱子織りの特徴が活かされた滑らかで光沢感のある生地の総称といえます。

しかし、「シルクサテン」と「化繊サテン」を、外観で見分けるのは難しいもの。そこでおすすめなのが生地をすり合わせて音が鳴るかどうかを確かめることです。「シルクサテン」は、生地を擦り合わせた場合に「キュッ」と音が鳴ります。この音はシルク特有のもので、シルク繊維の断面は三角形の状態になっており、擦り合わせた際にそれらの繊維同士が引っ掛かるので音が鳴ります。一方、「化繊サテン」の場合は、擦り合わせても音が鳴りません。そのため、「シルクサテン」と「化繊サテン」を見分けるためには、生地を擦り合わせることが有効的な判断方法です。とはいえ、シルクは摩擦に弱いので頻繁に擦ってしまうと生地を傷める原因となるので注意が必要です。

シルクとポリエステルの違いとは

ポリエステルは、石油を原料とした化学繊維の1つです。ポリエステルの特徴は、滑りやすくて速乾性が高いこと。生地はとても丈夫で、洗濯や虫食いで被害にあうことは非常に少ないといえます。シルクと比べて、不自然な光沢がありテカリが強い素材です。シルクの光沢をご存知の方なら、すぐにわかるほど違いがはっきりしています。また生地の手触りやアレンジの感触も、シルクの方が有能ではないでしょうか。

ヨーロッパでは、スカーフなどの日常で使うアイテムにポリエステルを使っているものも多く存在しています。つまり、ポリエステルとシルクの違いは、シルクの方が鮮やかな光沢と自然な高級感を演出しやすいことです。

シルクとコットンの違いとは

コットン(綿)とは、アオイ科ワタ属の植物の総称です。その綿花から作った植物繊維の全般がコットンと呼ばれています。シルクよりも吸水性が高いので、タオルやTシャツなどに多く使われています。コットンは、世界中のどこでも栽培できるので、とても身近な繊維です。通気性が良く肌触りもなめらか。
また洗濯などの衝撃にも強く、気にせず洗濯機で洗うことができます。しかし洗っても乾きにくく、たたんだりしまったりして折りめがついてしまうとシワになりやすく、汗によって黄ばみが発生してしまうことがあります。

コットンは天然のものの場合、価格の変動が激しく少し高めになることもありますが、コットンほどではないので安心です。つまり、コットンとシルクの違いは、シルクの方が乾きやすく生産するのが難しいといえます。

シルクとカシミヤの違いとは

カシミヤとは、カシミヤヤギの毛を使用した素材です。カシミアの特徴は、とても軽くて保湿性があり弾力性もあるので型崩れしにくいことです。カシミヤの表面はキューティクル構造になっており、空気中の水分を吸収したり放出したりすることで、湿度をコントロールする役割を果たします。

シルクとカシミアを比べると、カシミアは外気を遮断して放熱するのを抑えるため、暖かく冬場には最適といえます。またカシミヤの繊維はとても細く皮膚への刺激が少ない繊維で、シルクには劣りますが肌に触れてもチクチクした不快感がありません。カシミヤ繊維の表面には油脂が含まれており、カシミヤだからこその風合いがあります。カシミヤは非常に伸縮率が高く生地はしなやかさで滑らかなため、強い復元力を生み出します。

シルクとレーヨンの違いとは

レーヨンとは、化学繊維の中の再生繊維の一種です。紙と同じ木材パルプを原料にしていて、シルクを人工的に作ろうと生まれた生地で、「光る糸」という意味をこめられて誕生しました。今では、上着の裏地や婦人用の肌着、ダンスの衣装などに多く使われています。またドレープ性(優美にまとう)に優れているので、ダンスで動いたり回ったりした際にフワッと広がり衣装を綺麗に見せることができます。

シルクとの違いは、人工的に作られているのか天然素材から作られているのかだといえます。

シルクとナイロンの違い

ナイロン繊維は人工的に作られたもので、摩耗に強くこすれることが多い衣類によく使われています。例えば、ウインドブレイカーやスキーウェアなどのことです。ナイロンの繊維は1本1本に空洞が無いので、繊維自体に吸水性はありません。その代わり弾力性があり引っ張りや摩擦に強く、伸び縮みがないので型崩れしにくいです。また製造コストが低く多くの商品に利用されています。

シルクとナイロンの違いは、ナイロンは製造コストが安く耐久性がありますが、吸水性がないため衣類の中が蒸れてしまう可能性があります。

シルク製品は身に付けるだけで美容効果大!

今回の記事では、シルク製品の特徴や製造方法、他材質の違いなどについて解説しました。この記事で何度も取り上げたシルクの特徴は「1年間着ることができ、常に快適なお肌の環境が作れる」「身に付けることで、美容効果が期待できる」ことです。とはいえ、いきなりシルク製品を買おうとせず、まずはどんな製品があるのかを確かめることから始めることをおすすめします。



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